2004.05.09 Sunday



今日一日をかけて、私は何を失ってゆくのだろう―。孤独の先にあるものを指し示し、明日への小さな一歩をあと押しする珠玉作品集。    憂鬱にとらえられ、傷つき、かじかんでしまった女性の心を繊細に映しだし、灰色の日常に柔らかな光をそそぎこむ奇跡の小説、全五篇。 豊平川の水面に映る真っ青な空。堤防を吹き抜けるつめたい風。高校三年生の九月のある日、ピアスの穴を開けようとする私に向かって、かつての恋人は言ったのだ。「大事なものを失してしまうよ」と。

2004/05


「八月の傾斜」
「だらだらとこの坂道を下っていこう」
「孤独か、それに等しいもの」
「シンパシー」
「ソウルケージ」


By China† | Time : 13:35 | CM : - | TB : - | Book*